研究課題
挑戦的萌芽研究
捕鯨といえば、国際司法裁判所で違法とされた南氷洋での日本の調査捕鯨(鯨類捕獲調査)が想起される。しかし、日本では国際捕鯨委員会の管轄外のツチクジラやゴンドウ類を目的とした沿岸小型捕鯨船による商業捕鯨も操業されている。本研究では、捕鯨産業の多様性と捕鯨技術・関連知識の連続性をあきらかにするため、南氷洋捕鯨経験者や沿岸捕鯨従事者のほか、西日本の市鯨肉専門店や鯨肉料理専門店を営む経営者らの個人史を収集し、「捕鯨産業の同時代史」を叙述し、「捕鯨の社会史」の構想を確立した。その結果、商業捕鯨と調査捕鯨との解剖技術の差や調査捕鯨に変化したことで、より鯨肉利用の効率化がすすんだことがあきらかとなった。
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