研究課題/領域番号 |
25570015
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域研究
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研究機関 | 総合地球環境学研究所 |
研究代表者 |
蒋 宏偉 総合地球環境学研究所, 研究部, 外来研究員 (50436573)
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連携研究者 |
西本 太 長崎大学, 大学院熱帯医学グローバルヘルス研究科, 助教 (60442539)
石山 俊 総合地球環境学研究所, 研究部, 研究員 (10508865)
福士 由紀 総合地球環境学研究所, 研究戦略推進センター, 拠点研究員 (60581288)
源 利文 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 特命助教 (50450656)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 中国 / ラオス / 住血吸虫症 / 加速度計 / 野外排便 / 野外排便行動 / 小型GPS / 洞庭湖 / 排便行動 |
研究成果の概要 |
本研究は、途上国における感染症の重要な原因となる野外排便行動を中心テーマとし、ラオス及び中国洞庭湖地域にて、現地調査を行い、人間野外排便行動の間接調査法の確立を取り組んできた。研究期間中では、小型GPS・加速度計で収集した行動調査データに基づき、対象地域の野外排便の時・空間パターンを明らかにしたうえ、VBAでコンピュータのプログラムを開発し、加速度計の記録による排便行動有無の推定を可能にした。これらの成果は、住血吸虫症のみならず、下痢など糞便の水域汚染に由来する感染症の対策に有効かつ信頼性の高い方法論を提供できる。また、中国洞庭湖牛放牧による水域糞便汚染への対策は、今後重要な課題となっている。
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