研究課題/領域番号 |
25580031
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
美術史
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研究機関 | 東京藝術大学 |
研究代表者 |
並木 秀俊 東京藝術大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (00535461)
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研究分担者 |
迫田 岳臣 倉敷科学芸術大学, 美術工芸学科, 技術指導員 (90645186)
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研究協力者 |
藤井 慈子
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 東洋美術史 / 文化財保存 / 伝統技法 / 文化外交 / 芸術学 / 日本東洋美術史 / 西洋美術史 / 国際文化交流 / 美術史 / 材料技法研究 |
研究成果の概要 |
本研究は、日本にのみ残る截金技法の視点から、海外の截金作品の調査・解明を行う事で、截金の起源の探究と海外での再生を目的とした基礎研究資料の作成を行った。結果、ヘレニズム時代のゴールドサンドイッチガラスが最古の截金事例であることがわかり、世界で所蔵される22点の内8点について実見調査を行った。中には、截金技法に彩色を合わせた技法も確認した。截金師として、これらの截金について貼付け技法による細分化(貼り合わせ、縁取り、折り曲げ等)、類別化を測る事ができた。 社会への成果還元として国内外で発表し、截金技法が既にない海外では日本語の「截金:kirikane」として学会発表をし、世界に向けて認識を広めた。
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