研究課題/領域番号 |
25580060
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
|
研究機関 | 秋田県立大学 |
研究代表者 |
加賀谷 真澄 秋田県立大学, 公私立大学の部局等, 助教 (70635044)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | ラトガース大学 / 海外雄飛 / 渡米の手引書 / 片山潜 / 私費留学生 / スクールボーイ / 苦学生 / 力行会 / オランダ改革派教会 / グリフィス / 渡米の手引き書 |
研究成果の概要 |
本研究「明治に出版された渡米の手引書に関する研究」は、明治の渡米ブームに乗って海を渡った若者たち(その中でも特に私費留学生)の出身階層を明らかにし、さらに当時の社会が期待した「海外雄飛する青年像」を考察する目的で実施された。「渡米の手引書」や、それに関連する資料を調査した結果、当時の知識人や苦学生の支援団体が、経済的に恵まれない階層の若者をサポートし、米国に送り出そうとする大きな動きがあり、実際に数多くの勤労学生が海を渡ったこと、そして、西海岸より就労も修学も困難である東海岸のラトガース大学に入学していた学生(力行会出身の学生)がいたことが確認できた。
|