研究課題/領域番号 |
25580090
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
加藤 三保子 豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (30194856)
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研究分担者 |
松本 忠博 岐阜大学, 工学部, 准教授 (00199879)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 日本手話 / 日本語対応手話 / 言語接触 / ピジン化 / 手話の普及 / 手話の変容 / ピジン手話 |
研究成果の概要 |
この研究では、日本の聴覚障害者(手話の母語話者)が表現する日本手話と、健常者(手話の非母語話者)が表現する日本語対応手話との相違を研究し、手話の表現様式の多様化について社会言語学的観点から考察した。 ろう者と手話についての理解と関心が一般社会に広がる要因には、昨今ブームになっている手話検定試験の普及と、手話言語法制定への社会的動きが大きく影響している。一方で、手話の普及が日本手話の表現様式に及ぼす影響も大きい。健常者の手話は日本語文法に合わせた様式になりがちであるが、ろう者の手話も健常者の日本語に合わせた表現へと変化している。日本手話の変容には賛否両論あるが、変容は手話の普及の証である。
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