研究課題/領域番号 |
25580099
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本語学
|
研究機関 | 川村学園女子大学 |
研究代表者 |
長崎 靖子 川村学園女子大学, 文学部, 教授 (60419794)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 三馬蔵書印書 / 唐話語彙 / 三馬自筆の識語 / 三馬自筆『式亭雑記』 / 『式亭雑記』諸本 / 三馬の平仮名用字法 / 三馬の著作に見る書名 / 三馬の識語 / 仮名字体 / 三馬所蔵『五色賦』 / 半濁音符 / 『式亭雑記』抄録写本 / 慶應義塾図書館所蔵『式亭雑記』 / 達摩屋五一 / 三馬蔵書印調査 / 三馬識語のある書 |
研究成果の概要 |
本研究では式亭三馬の蔵書が三馬の言語描写に及ぼした影響を、国立国会図書館所蔵の三馬蔵書印書の調査から考察し、①三馬蔵書印書の分類、②三馬蔵書に見られる唐話資料と三馬著書との関係、③蔵書印書の識語を資料とした三馬自筆の仮名字体の特徴に関し報告を行った。また、三馬の蔵書を知る手がかりとして使用した三馬自筆の『式亭雑記』の翻刻と平仮名用字法の調査も併せて行った。 これらの調査を通し、三馬の蔵書に見る唐話資料が三馬の言語描写に影響を与えていることを示した。また、三馬の平仮名用字法を知る上で、三馬自筆の識語調査、並びに自筆本『式亭雑記』が有効であることを明らかにした。
|