研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、(1)第二言語 (L2)を学習する際の教師とのインターラクションを、パソコン学習と比較することで、L2学習における社会性の影響を脳科学から検証した。(2)教師の与える明示的教授の効果を、日本人の英語冠詞獲得から検証した。研究の結果、(1)L2として日本手話を学ぶ場合に、人間を介して学んだ実験群のみが教授後に、手話を理解している時に脳の機能変化を起こしていた。このことは、大人のL2学習においても、「他人との相互作用」を通してのみ脳活動の変化を伴う学習が可能であることを示している。(2)人間を介した教授の場合でも、入力の質と量の相違が、L2の教授効果に影響を及ぼすことが明らかになった。
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