研究課題/領域番号 |
25580152
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
麓 慎一 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (30261259)
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連携研究者 |
田島 佳也 神奈川大学, 経済学部, 教授 (40201610)
石川 亮太 立命館大学, 経営学部, 教授 (00363416)
柴田 幹夫 新潟大学, 経営戦略本部, 准教授 (30293244)
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研究協力者 |
趙 成国 中国海洋大学, 文学新聞伝播学院, 准教授
修 斌 中国海洋大学, 文学新聞伝播学院, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 函館 / 長崎 / 釜山 / 昆布 / オットセイ / 水産業 / 塩 / 缶詰 / ラッコ / 新潟 / 山東半島 / 国際研究者交流 / 海産物 / 中国 / 日本 / 韓国 / 華僑 / 朝鮮 / 毛皮獣 / 報效義会 / 水産博覧会 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
この研究目的は、東アジアにおける水産業の形成と変容を日本・中国・韓国のデータを利用して研究することであった。以下の研究成果があった。第一に、昆布漁では北海道で生産された昆布がどのように明治期に中国に流通していったのか、という点を解明できた。特に、昆布を売買するために立ち上げられた日本昆布会社について分析することができた。第二に、日本人による韓国近海でのオットセイ猟の意義を明らかにできた。日本がこのために韓国の海岸を租借しようとした活動が問題となった。ロシアは、日本のこの活動に対抗する措置を採った。以上のことから、水産業が国際政治や国際関係と密接に関連していたことを明らかにできた。
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