研究課題/領域番号 |
25580154
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
石田 隆至 明治学院大学, 国際平和研究所, 研究員 (10617517)
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研究分担者 |
張 宏波 明治学院大学, 教養教育センター, 准教授 (00441171)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 感情交流 / 戦争体験 / 歴史認識 / 聴き取り調査 / 戦後和解 / 東アジア / 日中関係 / 島根 / 中国 |
研究成果の概要 |
歴史認識の感情規定性に迫る調査手法としての「感情交流アプローチ」の可能性を確認するために、日本各地の戦争経験者9名、その遺族4名、戦後世代7名などから聴き取り調査を実施した。中国においても、戦犯処理の関係者や研究者への調査を実施した。 結果として、語りに強い感情が伴うことで他者との身体的共鳴が感得されやすいこと、感情的に語ることを抑制せずむしろ促進させる環境づくりが必要であること、自己の感情分析を経た他者分析は他者の感情に通じる隘路となりうるという知見を導き出した。
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