研究課題/領域番号 |
25590040
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
国際関係論
|
研究機関 | 長崎県立大学 |
研究代表者 |
荻野 晃 長崎県立大学, 国際情報学部, 教授 (10405566)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 新思考外交 / ペレストロイカの輸出 / 体制転換 / カーダール書記長の辞任 / 鉄のカーテン / オーストリア国境の開放 / ルーマニアからの難民 / ヒトの移動の自由 / カーダール退陣 / 東ドイツ市民 / オーストリア国境開放 / トランシルヴァニア / 難民 / 鉄条網の撤去 / 亡命希望の東ドイツ人 / 難民条約 / 汎ヨーロッパ・ピクニック / 対東ドイツ交渉 / 主権国家の「国益」 / 共闘関係の瓦解 / パトロン・クライアント関係 |
研究成果の概要 |
体制転換期(1988~1989年)のハンガリー外交について、ソ連、東ドイツ、ルーマニアとの関係に焦点をあてて考察した。2013年度には、カーダール書記長の退陣にいたるまでの対ソ関係を分析した。次に、2014年度には、西ドイツ亡命を希望する東ドイツ市民へのオーストリア国境の開放をめぐる東ドイツとの交渉過程を検証した。最終の2015年度には、1980年代後半の難民流入をめぐるルーマニアとの関係を中心に論じた。研究を進めていく過程で、体制転換の国際的背景としてのヒトの移動の自由の重要性を理解できた。
|