研究課題/領域番号 |
25590069
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
秦 劼 立命館大学, 経済学部, 教授 (40329751)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 後悔 / Regret of inaction / 後悔理論 / バブル / 金融危機 / Herd / 感情 / 神経経済学 / 後悔回避 / 市場参加 / 注文量 / Order imbalance / 市場暴落 / 感情と投資 / クラッシュ |
研究成果の概要 |
感情を考慮してないという従来のファイナンス理論の弱点がリーマン・ショックで明らかになった。本研究は後悔を考察する。後悔は投資を強く影響し、例えば、株価上昇が続くと、買わなかったことを後悔する人々が市場をさらに過熱させる。ノーベル経済学賞の受賞者マーコウィッツ氏さえも、合理的戦略ではなく、後悔回避のために年金を債券と株式に均等に分けた、と後悔の影響を述べた。本研究は後悔と証券投資の理論モデルを構築した。間違った行動への後悔のみならず、何もしなかったことへの後悔も考察したことは独創的である。構築したモデルを用いて、後悔が投資行動への影響を明らかにし、バブルとクラッシュなどの現象を理論的に説明した。
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