研究課題/領域番号 |
25590104
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
会計学
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研究機関 | 武蔵大学 |
研究代表者 |
荒田 映子 武蔵大学, 経済学部, 教授 (00386351)
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研究分担者 |
下川 拓平 武蔵大学, 経済学部, 教授 (00267337)
神楽岡 優昌 武蔵大学, 経済学部, 教授 (40328927)
井上 健一 駒澤大学, 法学部, 教授 (60287852)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 減価償却 / 協力ゲーム理論 / 制度の合理性 / コア / シャープレイ値 / 修正シャープレイ値 / シミュレーション / 会計 / 制度設計 / 協力ゲーム / 主観確率 / 情報構造 / 慣習の制度化 / 会計基準 |
研究成果の概要 |
一般に用いられる定額法などの減価償却方法がなぜ許容されるかを説明するために、協力ゲーム理論を用いたモデルを構築し、まずはステイクホルダーが許容する償却方法が満たす条件を解概念「コア」により分析した。またコアに含まれる償却方法から、最も良く用いられる定額法に絞るための条件を、解が一意的に定まるシャープレイ値を用いて、シミュレーションにより探索的に検討した。その結果、シャープレイ値は理論的には定額法を説明しえないが、償却年数が長くなると説明されない部分が無視できるほどに小さくなり、会計手続きを説明する解概念としてシャープレイ値をそのまま用いることができるという予想を得た。(証明は現在進行中)
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