研究課題/領域番号 |
25590124
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 大阪人間科学大学 |
研究代表者 |
杉本 久未子 大阪人間科学大学, 人間科学部, 教授 (60340882)
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連携研究者 |
橋本 康子 大阪人間科学大学, 人間科学部, 教授 (20411720)
村上 雅彦 大阪人間科学大学, 人間科学部, 講師 (20516968)
時本 ゆかり 大阪人間科学大学, 人間科学部, 講師 (50581055)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 離島社会 / 高齢者福祉 / U・Iターン / 地域移動 / 伝統文化 / 第一次産業 / 先島諸島 / 農漁業 / Uターン・Iターン / 高齢期の移動 / 介護専門職 / 進路選択 / 伝統工芸 / 地域への愛着 / 高齢者介護 / 就業機会 |
研究成果の概要 |
本研究により、離島社会の存続要件として第一次産業と、その新展開を通じた地域文化の継承の重要性が明らかになった。先島諸島では本土復帰後親世代は農漁業を継続したが、その停滞のため若者を中心とした余剰労働力が沖縄本島や日本本土に他出した。他方、離島ブームなどを背景に観光関連のサービス業がU・Iターン者を吸収することで人口を下支えしてきた。近年は、農漁業を担ってきた親世代の高齢化が進み、若者の就業者が増加し、6次産業化などの新展開を支える力となっている。これらの若者の流入には、単に就業機会だけでなく、先島地域の自然と独特の文化も影響している。
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