研究課題/領域番号 |
25590178
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 京都大学 (2014-2016) 早稲田大学 (2013) |
研究代表者 |
Manalo Emmanuel (MANALO Emmanuel) 京都大学, 教育学研究科, 教授 (30580386)
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研究分担者 |
溝川 藍 椙山女学園大学, 人間関係学部, 講師 (50633492)
子安 増生 甲南大学, 文学部, 教授 (70115658)
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研究協力者 |
Scharrer Lisa ミュンスター大学
Dryer Rachel チャールズスタート大学
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 批判的評価 / 高次の思考スキル / 高次の心の理論 / 認知処理コスト / 科学的情報 / 健康関連情報 / メディア教育 / メディア・リテラシー / 批判的思考 / 科学的情報・健康関連情報 / 心の理論 |
研究成果の概要 |
多種多様な情報が氾濫する現代社会において、人々がどのように情報を評価し、判断しているかを理解することは非常に重要である。本研究では、日本とオーストラリアの大学生を対象として、情報の批判的評価能力と心の理論の関連を調べるとともに、情報の提示方法が批判的評価に及ぼす影響について検討した。その結果、人は偏った情報を避けて意思決定をする傾向にあることが示され、批判的評価能力と心の理論の間には部分的な関連が見出された。さらに、提示された各情報の質について熟考するよう求めると、より注意深い意思決定がなされることが明らかになった。これらの知見は、メディア教育に重要な示唆を与えるものである。
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