研究課題/領域番号 |
25590204
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大平 英樹 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (90221837)
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連携研究者 |
榊原 雅人 愛知学院大学, 心身科学部, 教授 (10221996)
松永 昌宏 愛知医科大学, 医学部, 講師 (00533960)
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研究協力者 |
杉浦 悠子 愛知淑徳大学, 文学研究科
GIDRON Yori Free University of Brussel, Department of Psychology, Professor
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 実験系心理学 |
研究成果の概要 |
安静時心拍変動が大きい個人はストレス制御能力が高い。そこで本研究では、人為的に心拍変動を高めることでストレス制御能力が促進するのではないかという仮説に基づき、呼吸統制に基づいたバイオフィードバック訓練により心拍変動を高め、その後に時間圧を伴う暗算課題により急性ストレスを負荷してストレス反応性への影響を検討した。 実験群では10分間のバイオフィードバック訓練を、休憩を挟んで2回行うことにより、心拍変動の低周波成分が頑健に増強した。また実験群では、訓練を行わなかった統制群と比較し、主観的ストレス反応と炎症性サイトカイン反応が減衰しており、心拍変動上昇がストレス制御能力を促進することが検証された。
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