研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、発達障害の多様な症状に応じた多角的なテストバッテリーを用いたハイスループットかつ高精度な発達障害評価システムの構築と、既報の発達障害モデルマウスを用いた検証を行った。C57BL/6Jマウスをコントロールとしてデータを収集し、テストバッテリーが高い再現性を持つことを確認した。また、我々が開発したENU変異マウスB6-Grin1Rgsc174 を用いて実験を行ったところ、多動と社会性の低下、学習障害など発達障害でも広くみられる症状と共通する特徴が確認された。これらの結果から、本研究で構築されたテストバッテリーは発達障害に特徴的な行動を高感度に検出し評価できることが示された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件)
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巻: 141 号: 24 ページ: 4763-4771
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