研究課題/領域番号 |
25590263
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
村越 真 静岡大学, 教育学部, 教授 (30210032)
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研究分担者 |
藤井 基貴 静岡大学, 教育学部, 准教授 (80512532)
中道 圭人 静岡大学, 教育学部, 准教授 (70454303)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | KYTシート / リスクマネジメント / 防災道徳 / ジレンマ / 認知発達 / 慣習的ルールの理解 / ジレンマ状況 / 規範逸脱判断の発達 / 安全教育 / 切り替え能力 / ネガティブ情動 |
研究成果の概要 |
小学校の児童から大学生にいたる段階での危険認知の実態を様々な課題によって把握すると同時に、教材を用いた授業実践を行った。特にKYTシートを使った大学の授業では、リスク発見を模擬的に行う個別作業とグループワークにより授業後に熟練した指導者に近いリスクの保有傾向が認められた。また、道徳教育の視点から災害時のジレンマ状況をもとに考える授業実践および授業案の作成を行った。 日常とは異なるリスク下あるいは災害時に幼児・児童がルールに固執することなく柔軟な行動がとれることが望まれる。基礎的研究としてこの点を研究し、発達段階が低い場合ルールへの固執が起こることが示唆され、防災教育の課題と考えられた。
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