研究課題/領域番号 |
25590293
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
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研究機関 | 日本大学短期大学部 |
研究代表者 |
上條 治夫 日本大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (50123170)
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研究分担者 |
廣林 茂樹 富山大学, 大学院理工学研究部(工学), 教授 (40272950)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 視覚障害者 / 支援技術 / 入門化学 / 化学における初心者 / 化学構造式認識 / 化合物命名 / コンピュータを利用する学習 / ケモインフォマティックス / 視覚障害者のための化合物名読み上げ法 / 化合物の自動命名 / ケモインフォマティクス / 初級の化学学習者 / コンピュータアクセシビリティー / 支援テクノロジー / 化学教育弱者 / 化学におけるマイノリティ / MDL molファイル |
研究成果の概要 |
従来、視覚障害者が化学構造式を認識するためには、様々な触読法が用いられていた。しかし、化合物名を声を出して読みあげることが効果的であるかどうかは知られていない。本研究は化合物画像の抽出並びに化合物名を声を出して読みあげるシステムのプロトタイプの構築をめざしていて、本システムは視覚障害者が国際純正・応用化学連合命名法に従う名前を聞いた後に、描かれた化学構造の認識を可能にする。本システムを用いた450枚の化学構造式画像の実験の結果、90%の高い認識率が得られた。 かくして筆者らは、化合物名を声を出して読み上げるシステムが、視覚障害者にとって化学構造の認識を可能にする効果的な方法であるとの結果を得た。
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