研究課題/領域番号 |
25600029
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料化学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
部家 彰 兵庫県立大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80418871)
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研究分担者 |
松尾 直人 兵庫県立大学, 大学院工学研究科, 教授 (10263790)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | グラフェン / 触媒レス / ナノリボン / 接触分解 / 分解種 / 気相重合 / 分解 |
研究成果の概要 |
触媒なしでグラフェン膜を大面積作製するホットメッシュ堆積(HMD)法を提案し、ペンタセンの分解反応・気相重合反応、および、グラフェンオンペンタセン(GOP)構造の電荷移動機構の解明を試みた。 ペンタセンはメッシュ温度(Tmesh)が1300℃以上で分解した。Tmesh=1400℃で作製した膜の主な分子はジヒドロペンタセンであった。メッシュ-基板間距離(Dms)を変化させると、作製した膜の光吸収スペクトルのピーク位置が変化し、気相重合反応数が膜構造に影響を与えており、Dmsの制御により有機膜の分子構造を制御できる可能性が見出された。GOP構造は速度変調型高周波デバイスとして期待できる。
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