研究課題/領域番号 |
25600048
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料工学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
新宮原 正三 関西大学, システム理工学部, 教授 (10231367)
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研究分担者 |
夛田 芳広 室蘭工業大学, 大学院工学(系)研究科(研究院), 助教 (30637202)
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連携研究者 |
清水 智弘 関西大学, システム理工学部, 准教授 (80581165)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ナノツリー / 電解めっき / CuSn合金 / 単結晶 / センサー / バッテリー電極 / Cu / Sn / ガスセンサー / 添加剤 / 2元合金 / デンドライド / 樹枝状結晶 / ひげ結晶 |
研究成果の概要 |
3次元的ナノツリー構造がCuSn合金の直流電解めっきによって形成されることを見出した。ナノツリーのそれぞれの枝は単結晶であり、(100)方向に伸びているものが殆どであり、また元素組成はCu:Sn=4:1程度である。結晶構造は立方晶であるが、周期的な面状欠陥を含む超格子構造が認められた。枝はすべてが直交して生えており、体積に対して表面積が著しく大きな構造となっている。本材料は酸化したのちには、高感度ガスセンサーやリチウムイオンバッテリーへの応用に適しているものと考えられる。大気中での酸化においては350℃にて、ナノツリーの構造を維持したまま酸化物が形成されることを確認した。
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