研究課題/領域番号 |
25600074
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
松本 祐司 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60302981)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 有機半導体 / イオン液体 / 精製技術 / 有機半導体材料 |
研究成果の概要 |
本研究では、新規に高効率な有機材料の精製プロセス開発を目的に、昇華-再結晶ハイブリッド型精製炉を試作し、これを検証した。本装置を用いて、減圧された加熱容器中で、Arガスフローの下、ペンタセンを固体から直接蒸発(昇華)させ、その蒸気成分を含むArガスを、不揮発性のイオン液体に通ずることで、ペンタセンをイオン液体中で析出結晶(再結晶)化させることに成功した。このプロセスでは、昇華と再結晶の2つの効果で効率よく有機材料が精製されることが期待され、予備実験から、不純物であるペンタセンキノンが効率よく除去されることが示された。
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