研究課題/領域番号 |
25600078
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物性
|
研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
野内 亮 大阪府立大学, 21世紀科学研究機構, 講師 (70452406)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 圧力センサ / 電荷注入障壁 / 有機半導体 / 電極仕事関数 / 自己組織化単分子膜 / 分子スイッチ / プッシュバック効果 / 双極子効果 |
研究成果の概要 |
自己組織化単分子膜(SAM)で修飾した電極の間に有機半導体を挟んだ構造(電極/有機半導体/電極)に関し、外場印加による電気的特性の可逆的スイッチングを詳細に調査した。研究代表者が見出した電場誘起スイッチングに関しSAM構成分子構造を様々に変え調査することで、SAM分子の結合基によるプッシュバック効果が最大の寄与を示すことが分かった。また、当該構造の電流電圧特性を理論的に解析することで、実験的に得られた単一の電流電圧特性のみから、二つの電極/半導体界面における電荷注入障壁といった重要なパラメータが抽出可能であることを明らかにした。本現象は外力印加による高感度圧力センサへ展開可能と期待される。
|