研究課題
挑戦的萌芽研究
ラシュバ効果によりスピン分裂した表面電子バンドを持つBi/Ag(111)√3x√3表面上にCo原子蒸着を行った。この時で出来たCo島には界面格子整合に伴う周期構造が現われ、またCoのdバンドに起因する電子状態密度のピーク位置は、Co島膜厚の変化に伴う格子緩和により、Fermi準位側へとシフトすることが明らかになった。またBi/Ag(111)√3x√3表面に代わる、Co原子吸着に対し安定で、かつラシュバ効果による大きなスピン分裂を示す表面電子バンドを持った系の候補として、Si(111)√3x√3-Ag表面とBi原子の新たな表面合金層、及びBi(110)超薄膜に関する研究を行った。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (7件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
Physical Review B
巻: 91 号: 7
10.1103/physrevb.91.075429
Surface Science
巻: 611 ページ: 49-53
10.1016/j.susc.2013.01.013
http://www.materia.titech.ac.jp/~hirayama/2009hirayamalabHP/