研究課題/領域番号 |
25610031
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数学基礎・応用数学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
磯 祐介 京都大学, 情報学研究科, 教授 (70203065)
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研究分担者 |
若野 功 京都大学, 情報学研究科, 講師 (00263509)
藤原 宏志 京都大学, 情報学研究科, 助教 (00362583)
ミグダリスキー ウラディーミル (ミグダリスキー ウラディ) 京都大学, 工学研究科, 特任講師 (70598896)
木村 正人 金沢大学, 数物科学系, 教授 (70263358)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 応用数学 / 数理モデリング / 破壊力学 / 数値解析 / 微分方程式 / シミュレーション工学 / シュミレーション工学 |
研究成果の概要 |
本課題研究は温度変化によって生じる比較的低速度の破壊の進行を記述する新たな数理モデルを提案して、その解析手法を確立することが目的である。これに対して肯定的な成果と否定的な成果が得られた。肯定的な成果は、弾性体の亀裂の伝播について、フェーズ・フィールド法に基づく新たな数理モデルの提案が行なわれたことと、双曲型方程式のある高精度解法の数学的基礎づけができたことである。これらは本課題研究のみならず、破壊力学の研究と高精度数値解析において顕著な普遍的な成果といえる。一方で否定的な成果は、温度効果を考慮した高い非線型の数理モデルの提案は現時点では依然として困難であることが明確となったことである。
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