研究課題/領域番号 |
25610036
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数学基礎・応用数学
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
二宮 広和 明治大学, 総合数理学部, 教授 (90251610)
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研究分担者 |
稲垣 正司 国立研究開発法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (80359273)
上山 大信 明治大学, 総合数理学部, 教授 (20304389)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 数理医学 / 不整脈 / パターン形成 / 自由境界問題 / 応用数学 / スパイラル形成 / 不整脈機序 / 反応拡散系 / 心室細動 |
研究成果の概要 |
2次元領域のFitzHugh-Nagumo方程式では障害物によって自発的にスパイラルが形成されることがある.障害物の幾何学的形状と自発的スパイラル波形成の関係を数学的に明らかにするために新しい自由境界問題を導出した.自発的スパイラル波形成において,進行スポット解が重要な役割を果たしていることがわかり,この自由境界問題における進行スポット解の存在証明を行った.複数の障害物による影響についても調べた.更に一般的な障害物を含む非一様場における興奮波の伝播についても化学実験とそのモデルの数値シミュレーションの両面から研究を行い,非一様性を起因とする興奮波伝播の一方向性の重要性を指摘した.
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