研究課題/領域番号 |
25610052
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岸本 康宏 東京大学, 宇宙線研究所, 准教授 (30374911)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | シンチレータ / 屈折率 / 結晶シンチレータ / 粘度 |
研究成果の概要 |
本研究では,高粘度媒体中に多数の結晶シンチレータを分散し,あたかもそれを1つのシンチレータ系として取り扱い,将来の大型ニュートリノ研究に用いる事を目的に,この系の開発・研究を行った.この目的のため,2種類の結晶シンチレータの発光スペクトルと屈折率,加えて,6種類の高粘度媒体をの屈折率を測定した.この測定を元に,3つの短い結晶シンチレータを媒体に導入した場合と,1つの長い場合とで,Cs137からのガンマ線に対して発光量がどのように変わるかを比較した.その結果,複数のシンチレータを用いた場合でも,界面での発光量の減少は予測よりも少なく,従って,あたかも1つの系として取り扱う可能性を示した.
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