研究課題/領域番号 |
25610053
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
早川 雅司 名古屋大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (20270556)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | magnetic moment of muon / QCD contribution / lattice QCD simulation / 素粒子 / ミュー粒子 / 異常磁気能率 / QCD / 光-光散乱振幅 / ミュー粒子の異常磁気能率 / クォーク / 格子ゲージ理論 |
研究成果の概要 |
QCDにより誘導される光子間の散乱がミュー粒子の異常磁気能率に生ずる量子効果(HLbLの寄与)は、幾つかの中間子を変数とする模型の評価しかされていない。その結果を含む異常磁気能率の標準模型の予言が測定値から優位にずれている現状では、このHLbLの寄与を場の理論の第一原理より計算することが不可欠である。本研究では、特にconnected型のファインマン図から及ぼされる効果を、格子QCD数値実験によって計算する方法を開拓し、第一原理計算としては最初の結果を報告した。また、disconnected型のファインマン図すべてを含む寄与を計算する方法のアイデアを一つ提案した。
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