研究課題/領域番号 |
25610098
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
山口 明啓 兵庫県立大学, 高度産業科学技術研究所, 准教授 (70423035)
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研究分担者 |
多々良 源 国立研究開発法人理学研究所, 創発物性科学研究センター・スピン物性理論研究チーム, チームリーダー (10271529)
内海 裕一 兵庫県立大学, 高度産業科学技術研究所, 教授 (80326298)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 磁壁移動 / 表面弾性波 / スピンダイナミクス / 磁化反転 / 磁壁 / 微小磁性体 / マイクロマグネティクス / 格子振動 / 磁気構造 / スピントロニクス / 電子・電気材料 |
研究成果の概要 |
磁性体の磁化反転機構は,古くから研究されており,基礎学理だけではなく応用技術にも極めて重要である。近年のスピントロニクス分野の興隆に伴い,電流や電圧による磁化反転機構が実証されてきたが,電流密度が大きく発熱等の諸問題が問題になっている。本研究では,磁気モーメントと格子が直接結晶を介して結合していることに着目し,格子振動による磁化反転機構についての可能性等について研究を行った。格子振動として表面弾性波(SAW)・電流・磁場等を入力して,磁性体の磁気応答特性を種々の方法で検出・測定した。測定結果を理論モデル計算と比較検討し,電流・磁場・温度に対する応答特性について,ほぼ理解できることが分かった。
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