研究課題/領域番号 |
25610100
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
稲見 俊哉 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 研究主幹 (30354989)
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連携研究者 |
松村 武 広島大学, 先端物質科学研究科, 准教授 (00312546)
道村 真司 埼玉大学, 科学分析支援センター, 助教 (40552310)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 高分解能X線回折 / 多極子秩序 / 電子ネマティック転移 / 量子ビーム / 四極子秩序 |
研究成果の概要 |
熱膨張や磁歪といった結晶格子の変形は電子物性を記述する上で重要な物理量である。巨視的な歪み測定には高感度な測定法が存在するが、立方晶から正方晶といった変形ではドメイン和を観測するため転移の実体を把握できない。一方、X線回折はドメイン分離が可能な手法であるが、分解能が低い。本研究では、X線光学では知られた超高分解能X線回折法を物性研究に導入し、微小格子変形の検出から結晶格子の真の対称性と電子相転移の実態を明らかにする。(CeLa)B6のIV相では菱面体歪みの大きさと方向の決定から八極子秩序相の揺らぎについて議論できた他、URu2Si2、SmRu4P12、CeB6について知見を深めることができた。
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