研究課題/領域番号 |
25610118
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
箕田 弘喜 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20240757)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 環境制御電子顕微鏡 / クライオ電子顕微鏡 / 試料瞬間凍結 / ウェット試料 / 急速凍結 / クライオTEM観察 / 環境制御 / 電子線照射損傷 |
研究成果の概要 |
急速凍結の実現を目指した特殊冷却ホルダーを設計・製作した。冷却テストにより、冷却タンクにつながる熱伝導棒の先端部での温度計測の結果、最低到達温度―164℃を実現した。これは、市販の冷却ホルダーと同程度である。一方、試料先端部は、熱伝導棒との接続を切った状態で、最低到達温度約-30℃、接触した状態で、伝導棒の温度より約30℃高いという結果が得られた。最低到達温度や冷却速度については、概ね目標を達成できたが、接触を切った状態の温度がやや低く、wet状態の試料観察ができないことから、ホルダーを改造が必要であることが分かった。今後、構造の再検討を行う予定である。
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