研究課題/領域番号 |
25610140
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
ジョン マシューズ 京都大学, 国際高等教育院, 教授 (70649152)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | Inter-satellite mapping / Surface currents / Marine debris / Fukushima Daiichi / SATELLITE OCEANOGRAPHY / SURFACE CURRENTS / FLOATING DEBRIS MOTIONS / FUKUSHIMA DAIICHI / WIND RESTRUCTURING / Wind restructuring / Mitsuyasu effect / stereo-satelite / atssg technique / surface currents / marine debris / Tohoku tsunami / stereo-satellite / ATSSG technique |
研究成果の概要 |
本研究では、2011年3月11日の津波から1週間以内に発生した、福島第一原発に隣接した沿岸域の表層流と浮遊がれきの分布を、衛星画像により総観規模でマッピングすることを行った。現場観測が存在しなかったため、複数の衛星画像を比較することでマッピングを行った。3月14日のデータから、(沿岸域の複雑な)表層流速を高精度に特定し、また発電所から津波により流出したと思われるがれきの漂流をコントロールする要因を特定するなど興味深い結果を得ることに成功した。複数の広域衛星データを活用することで、漂流するがれきが海表面の粗度を小さくすることで表層風速分布を変化させることを、本研究により初めて示すことに成功した。
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