研究課題/領域番号 |
25610141
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 九州大学 (2014) 愛媛大学 (2013) |
研究代表者 |
磯辺 篤彦 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (00281189)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | バルーン空撮 / 熱赤外画像 / 沿岸海洋前線 / 渦構造 / サーモグラフィ / 潮汐フロント |
研究成果の概要 |
本研究では、観測船から高度100-200m程度で曳行するバルーンに熱赤外カメラを装着し、海面の海洋微細構造を計量するシステム開発に取り組んだ。2013年の8月に伊予灘(瀬戸内海)で、2014年9月に玄界灘において、サーモグラフィ搭載のバルーンを調査船で曳行し、可視化された海表面水温から、沿岸海洋前線(フロント)構造や、前線に発達する舌状構造を確認した。さらに水平規模が10 m 以下の微細渦(水温の パッチネス構造)の可視化に成功した。また、微細渦の前線周辺での生成や、それ以降の 移動に至る一連の時間発展が追跡できた。
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