研究課題/領域番号 |
25610173
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
プラズマ科学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
加藤 進 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 電子光技術研究部門, 主任研究員 (20356786)
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研究分担者 |
佐々木 明 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門量子ビーム応用研究センター, 研究副主幹 (10215709)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | レーザーブレイクダウン / 準安定状態 / 光学結晶 / ブレークダウン / 絶縁破壊 / 長寿命励起状態 / パーコレーション |
研究成果の概要 |
レーザーブレークダウンを統一的に理解するため,物理機構の理解がパルスレーザーに比べて遅れている連続レーザーについて,光学材料の中でも広く利用されているLiNbO3系結晶を対象に,その素過程を調べた.
これらの結晶には,可視域から赤外域の光を吸収する長寿命のポーラロンが存在することが知られている.連続レーザーによるブレークダウンの原因として,この長寿命のポーラロンが関与する光誘起吸収モデルを提案した.このモデルは実験で観測されているブレークダウンしきい値を説明するひとつの候補となる.
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