研究課題
挑戦的萌芽研究
新規な人工金属酵素の開発と触媒反応への応用をめざして研究を行った。その結果、二核銅酸化酵素であるチロシナーゼ、およびその各種変異体の還元型、メト型、酸化型の結晶構造と分光学的および磁気的特性の解明に成功した。さらに、触媒活性や、構造活性相関について系統的に検討し、効率的なフェノール類の触媒的酸化反応系を構築した。また、 超好熱菌由来の金属結合タンパク質 TM1459を用いたたZn、Cu、Ni、Co、Fe、Mn、Cr、V、Ru、Os含有人工金属酵素を合成し、過酸化水素などを酸化剤として用いた環境適合型触媒的酸化反応系の開発に成功した。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 11件) 図書 (2件)
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