研究課題/領域番号 |
25620048
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
中沢 浩 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (00172297)
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研究分担者 |
板崎 真澄 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 講師 (60382032)
亀尾 肇 大阪府立大学, 大学院理学系研究科, 助教 (50597218)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 脱水素反応 / 鉄錯体触媒 / 水素分子生成 / 移動水素化反応 / 二官能性触媒 / 鉄錯体 / 2-プロパノール |
研究成果の概要 |
水素分子はクリーンなエネルギー源として注目されている。アルコールをケトンあるいはアルデヒドに変化し、そこで発生する水素分子を別のケトンあるいはアルデヒドに移動させる水素移動反応は広く研究されているが、そこで発生する水素分子自体を取り出す反応の成功例は非常に限られている。本研究では鉄錯体を触媒として、2-ピリジニルアルコール誘導体を対応するアルデヒドあるいはケトンに変換する反応系の構築に成功した。この反応は水素犠牲試薬を用いないで反応が効率的に進行するため、水素分子を発生させることができる。鉄錯体触媒を用いた触媒反応としては世界最高の67000触媒回転数を得た。
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