研究課題/領域番号 |
25620051
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
高橋 保 北海道大学, 触媒化学研究センター, 教授 (30163273)
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研究分担者 |
小笠原 正道 北海道大学, 触媒化学研究センター, 准教授 (70301231)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | アセン / メタロセン / 閉環メタセシス / 縮環 / フェロセン / インデニル / フルオレニル / 架橋 / メタセシス / 閉環反応 / ルテニウム |
研究成果の概要 |
直鎖状多重縮環拡張π共役系分子であるアセン類と、芳香族錯体であるメタロセンとのハイブリッド化合物の合成を検討した。母核となるメタロセン部位にはフェロセンを選択し、「フェロセンの配位圏内でのアセン骨格の構築」を検討した。 フェロセンの同一シクロペンタジエニル基上の隣接する位置に2つのアリル基を導入した化合物を合成しグラブス触媒存在下で反応させると、閉環メタセシス反応が速やかに進行しジヒドロインデニル骨格を有するフェロセンがほぼ定量的に得られる。同様の反応をデカアリルフェロセンに適用すると、単一分子内五重閉環メタセシス反応が進行し、架橋ビステトラヒドロフルオレニル鉄錯体が高収率で得られる。
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