研究課題/領域番号 |
25620080
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大江 浩一 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90213636)
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連携研究者 |
岡本 和紘 京都大学, 大学院工学研究科, 助教 (30552658)
三木 康嗣 京都大学, 大学院工学研究科, 准教授 (60422979)
若宮 淳志 京都大学, 化学研究所, 准教授 (60362224)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 励起状態分子内プロトン移動 / アゾール / フルオレン / スピロ化合物 / 白色発光 / スピロ構造 / 励起状態プロトン移動 / イミダゾール |
研究成果の概要 |
我々は、単分子白色発光有機材料の創製を目指し、励起状態分子内プロトン移動(ESIPT)により長波長発光する分子と短波長発光するπ共役分子をスピロ結合で連結した分子を設計・合成した。この分子により、単一波長励起による短波長と長波長(補色関係)の同時蛍光発光が可能となり、高輝度の白色発光が実現できた。これまで、白色発光には、RGB(三原色)塗分け法が精力的に研究されているが、デバイス作成に特殊技術が必要であること、耐久性、再現性の点で問題があることから、単分子補色2色発光材料の創製が強く望まれていた。我々は、2つのπ系が直行するスピロ構造の特徴を活かし、効率的な単分子白色発光を達成した。
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