研究課題/領域番号 |
25620083
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
真島 和志 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (70159143)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 不斉水素化反応 / 複素芳香環化合物 / キノリン類 / キノキサリン類 / イソキノリン類 / ジヒドリドイリジウム錯体 / イリジウム二核錯体 / 外圏六員環遷移状態 / 不斉水素化 / イソキノリン / イリジウム / テトラヒドロイソキノリン / ヒドリド錯体 / ハロゲン架橋イリジウム二核錯体 / 光学活性2座ホスフィン配位子 / 複核イリジウム錯体 / ピペリジン / ピリジン塩酸塩 / 光学活性ピペリジン誘導体 / 含窒素複素環化合物 |
研究成果の概要 |
われわれは、独自に開発したイリジウム二核錯体を用いた複素芳香環化合物の不斉水素化反応の検討を行い、イソキノリン類やピリジン類の不斉水素化反応が効率的に進行することを見いだした。従来、イソキノリン類やピリジン類の不斉水素化反応は難しいとされてきたが、われわれはキノキサリンを塩酸塩へと誘導することでイソキノリン類の不斉水素化反応が効率的に進行し、高いエナンチオ選択性が達成されることを見いだした。さらに、基質の塩形成を用いて種々の複素芳香環化合物の不斉水素化反応を試み、効率的な光学活性環状アミン化合物の合成法を開発するとともに、外圏六員環遷移状態を経る反応機構により進行することを明らかにした。
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