研究課題/領域番号 |
25620085
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
米山 公啓 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80432681)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 鉄 / ラジカル / カップリング / ビアリール / ヘテロ芳香族化合物 / 芳香族ボロン酸 / アリール化反応 / アリールラシカル / アリールボロン酸 / 直接アリール化反応 |
研究成果の概要 |
鉄反応剤を用いた芳香族ラジカル種の簡便発生方法を開発し、これらを用いたベンゾキノンの直接アリール化反応に開発に成功した。本反応では、アスコルビン酸を添加物として使用することで触媒量の鉄錯体で同アリール化反応が効率的に進行することも判った。ベンゾキノンの替りにヒドロキノンを反応基質に使用することでも触媒量の鉄錯体で本アリール化反応が実現することがわかった。また、本芳香族ラジカル発生方法がヘテロ芳香族化合物の直接アリール化反応にも応用できることを見出した。本反応メカニズムの解明のため、DFT計算により、芳香族環の電子密度が大きくアリールラジカルの発生段階に寄与していることを発見した。
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