研究課題/領域番号 |
25620087
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
柳 日馨 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80210821)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 小分子 / 脂肪族カルボン酸 / 脱カルボニル化 / 一酸化炭素 / エチレン / プロピレン / 小分子発生 / 脱カルボニル化反応 / Cativaプロセス / 水性ガスシフト反応 / 水素 / ギ酸 / 反応性小分子 / カルボニル化反応 |
研究成果の概要 |
酢酸合成のためのCativaプロセスに用いられるH2IrCl6/Ru(CO)4I2触媒が逆反応である脂肪族カルボン酸の脱カルボニル化反応に活用できることを見出した。また、発生した一酸化炭素と水との水性ガスシフト反応も連続的に生起し水素と二酸化炭素に変換されることも見出した。また、ブタン酸の触媒的分解反応ではプロペンと一酸化炭素が生成した。また、バスカ錯体によるアクリル酸の分解反応ではエチレンの生成が確認された。さらに、これらの方法で発生させた反応性小分子をすぐさま原料として消費させるon site型の合成反応システムのモデル構築を行なった。
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