研究課題/領域番号 |
25620105
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
豊田 太郎 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (80422377)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | エマルション / マイクロ流路デバイス / 自己駆動 / 非平衡系 |
研究成果の概要 |
本研究は、電源フリーの液滴マイクロ分析システムを目指し、自己駆動する油滴を利用した自律型液滴マイクロ分析システムの創成を目的としている。本誌システムの作動原理を確証できれば、生体/環境モニタリングを指向した電源不要のポータブルマイクロ分析システムの要素技術につながることが期待される。ベンズアルデヒド誘導体の油滴を界面活性剤水溶液で満たしたマイクロ流路に導入したところ、1時間程度も油滴の自己駆動現象を観測することができ、界面活性剤の濃度勾配や界面活性剤の化学反応に応じて油滴の駆動方向が変化することを見出した。
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