研究課題/領域番号 |
25620108
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
井村 久則 金沢大学, 物質化学系, 教授 (60142923)
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研究分担者 |
永谷 広久 金沢大学, 物質化学系, 准教授 (90346297)
森田 耕太郎 金沢大学, 物質化学系, 助教 (70396430)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 溶媒抽出 / 液体膜分離 / イオン液体 / ランタノイド |
研究成果の概要 |
天然配位子ヒノキチオール(Hipt)およびその類縁体として一連のβ-ジケトン,補助錯形成剤として,疎水性の高い4,7-ジフェニル-1,10-フェナントロリン(dpp)やトリオクチルホスフィンオキシド等を用いて,ランタノイドイオン(Ln)の新規な協同効果抽出を研究した。抽出溶媒として極性の高いo-ジクロロベンゼン(DCB)あるいはイミダゾリウム系イオン液体を用いると,Lnはカチオン性三元錯体として抽出され,重希土選択的な協同効果が発現することが分かった。また,Hipt-dpp-DCB支持液体膜を用いて,Lnの膜輸送の律速段階を明らかにし,NdとDyなどの分離に適用できることを示した。
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