研究課題/領域番号 |
25620113
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
塚原 聡 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (50207338)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 蛍光検出円二色性 / キラリティ / 生体関連物質 / タンパク質 |
研究成果の概要 |
市販の円二色性(CD)の測定装置の検出方法を変更し,励起波長を変えながら蛍光強度を検出する蛍光検出円二色性測定(FDCD)の基礎検討を行った。 平成25年度に,タンパク質のFDCD検出では,偽シグナルが現れることがわかった。平成26年度の検討により,偽シグナルの強度は,検出器の設置場所に依存することがわかった。 以上の結果に基づき,偽シグナルの出にくい検出器の設置場所を選んだ。その結果,蛍光ラベル化したアミノ酸では,LとDで互いに正負が鏡像関係のFDCDシグナルが測定され,測定方法の正当性が確認できた。さらに,蛍光ラベル化したタンパク質でも本来のFDCDシグナルを測定することが可能であった。
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