研究課題/領域番号 |
25620124
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
岸村 顕広 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (70422326)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ポリイオンコンプレックス / ベシクル / 酵素 / ナノリアクター / ナノコンパートメント / タンパク質デリバリー / 分子クラウディング / ナノ空間 / タンパク質 |
研究成果の概要 |
本研究では、水中で簡便に作製でき、サイズがサブミクロン領域で制御可能、かつ、外空間と物質のやり取りができる高分子ベシクルPICsomeを基盤材料とし、内部に分子クラウディング環境を作り出しうるナノスケールのコンパートメントの開発を進めた。その結果、ナノコンパートメント内に酵素だけでなく、クラウディング剤を封じ込めたナノリアクターを開発することに成功した。さらに、ナノコンパートメント特有の酵素安定化効果や、クラウディング剤封入に基づく低温での保存安定性などの効果を見出し、酵素ナノリアクターの応用範囲の拡大を可能にする成果を上げた。
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