研究課題/領域番号 |
25620143
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
大木 章 鹿児島大学, 理工学域工学系, 教授 (20127989)
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研究分担者 |
中島 常憲 鹿児島大学, 理工学域工学系, 准教授 (70284908)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 火山降灰 / 桜島 / 大気汚染物質 / 多環芳香族炭化水素 / 水銀 / 越境汚染 |
研究成果の概要 |
火山灰中に含まれる多環芳香族炭化水素(PAH)濃度を正確に測定する方法を確立した。桜島が噴火したときに得られた降灰を採取し、PAH濃度を測定したが、10種の3-4環PAH合計濃度は1.6-5.1 ng/gであり、微粒分ほどPAH濃度が高い傾向であった。また、降灰量が多い場合ほど、降灰中の水銀濃度は低くなった。火山降灰は、自由対流圏を含む大気中のエアロゾル捕集材として機能し、この中に含まれるPAHや水銀などの有害成分を吸着することが明かとなり、大気エアロゾル成分の年次変動を反映することがわかった。しかしながら、これらの成分において、越境大気汚染の割合を特定するまでには至らなかった。
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