研究課題
挑戦的萌芽研究
筆者らの開発した既存のゼオライトを出発原料に用いて目的のゼオライトを合成するゼオライト転換法を適用することにより、高選択・高透過流束・高耐酸性を兼ね備えた画期的な高シリカCHA型ゼオライト膜の調製に成功した。水/酢酸系の浸透気化分離において、本CHA型ゼオライト膜の透過流速および透過液中の酢酸濃度は、1700時間の長期耐久試験後においてもそれぞれ8 kg m-2 h-1および0.05 WT%以下であり、実用化レベルの安定した分離性能を示した。この高耐酸性はゼオライト結晶中の格子欠陥量が制御されてことに起因する。
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膜
巻: 39 ページ: 56-60
ゼオライト
巻: 31 ページ: 19-26
40020014140
Bulletin of the Chemical Society of Japan
巻: 86 号: 11 ページ: 1333-1340
10.1246/bcsj.20130189
130004153155