研究課題/領域番号 |
25620175
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
辻井 敬亘 京都大学, 化学研究所, 教授 (00217308)
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研究分担者 |
榊原 圭太 京都大学, 化学研究所, 助教 (20618649)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | セルロース / ミクロ相分離 / 準結晶 / ボトルブラシ / キラリティ / リビングラジカル重合 |
研究成果の概要 |
本研究では、セルロースの分子鎖キラリティに着目し、主鎖にセルロース、側鎖に分子量の揃った異種ポリマーを有する新規ヤヌス型ボトルブラシを合成し、セルロースに捕捉されたらせん状の高次構造形成、特にキラルな高分子準結晶、の発現を試みた。リビングラジカル重合、開環重合などの各種制御重合法を取り入れるとともに、定量的grafting-to法を検討、さらには多糖の位置選択的誘導体化を駆使したことで、2種類の側鎖が導入されたセルロース系ヤヌス型ボトルブラシの合成に初めて成功した。多糖を主鎖とする究極のヤヌス型ボトルブラシ(3種類の異種側鎖導入系)合成の道を拓いたといえ、新規高次構造形成への可能性を示した。
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