研究課題/領域番号 |
25620181
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
|
研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
獨古 薫 横浜国立大学, 工学研究院, 准教授 (70438117)
|
連携研究者 |
梅林 泰宏 新潟大学, 自然科学系, 教授 (90311836)
|
研究協力者 |
都築 誠二 独立行政法人産業技術総合研究所, ナノシステム研究部門, 上級主任研究員 (10357527)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | マグネシウム電池 / 溶媒和構造 / イオン液体 / 電気めっき / 有機電解液 / イオン対 / 電気化学 / 無機工業化学 / 元素戦略 / 電池 / めっき |
研究成果の概要 |
本研究では、エーテル系溶媒であるテトラグライム(G4)中でのマグネシウム塩 Mg(N(SO2CF3)2)2の溶媒和構造を検討した。その結果、Mg2+イオンはG4分子と1:1で錯カチオン[Mg(G4)]2+を形成していることが明らかになった。Mg(N(SO2CF3)2)2とG4をモル比1:1で混合して得られる錯体 [Mg(G4)](N(SO2CF3)2)2は200 °C程度まで安定であり、熱安定性に優れることが分かった。さらに、[Mg(G4)](N(SO2CF3)2)2とイオン液体を混合した電解液中でMg金属を電気化学的に析出させることが可能であることを確認した。
|