研究課題/領域番号 |
25620192
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
仁科 辰夫 山形大学, 理工学研究科, 教授 (60172673)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2013年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 半導体デバイス / 高双極子モーメント / 有機半導体 / キャリア移動度 / 有機エレクトロニクス / ダークインジェクション / Dark Injection |
研究概要 |
高双極子モーメントの有機物により液晶分子が配向制御され、π電子相互作用により導電率が向上することを実証した。特に4デバイ以上の双極子モーメントを持つものが有効だった。ダークインジェクション法の装置は、(株)沖田製作所製のNWG-104型高速水銀リレーを用いたものがうまく動作した。電流測定ではブリッジバランスが重要であり、高速アンプの採用は期待したほどの効果が得られなかった。特に浮遊容量の打消しは重要で、ポリバリコンの採用により合わせ込みの高精度化が可能となった。いずれにしても、高誘電率なC=O基を有する材料はπ電子相互作用が大きく、電流増加に効果的であった。
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