研究課題/領域番号 |
25620193
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
デバイス関連化学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
小林 範久 千葉大学, 融合科学研究科(研究院), 教授 (50195799)
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研究分担者 |
中村 一希 千葉大学, 大学院融合科学研究科, 助教 (00554320)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | エレクトロデポジション / 銀電着 / ナノ構造化学 / 多色エレクトロクロミズム / 局在表面プラズモン共鳴 / 多色発色 |
研究成果の概要 |
酸化還元反応により可逆な色変化を示す現象,エレクトロクロミズム(EC)は反射型表示素子や省エネシステムへの展開が期待を集めている。我々は銀イオンの電解還元析出・酸化溶解反応を用いたEC素子を構築してきた。特に,銀粒子は局在表面プラズモン共鳴(LSPR)により,その粒径に応じた多様な発色を示す。本研究ではステップ電圧の印加により電解析出銀粒径を制御,銀電着型EC素子において赤および青状態の発現が可能であることを世界で初めて示した。さらに,これまで定電圧印加で実現した黒,鏡状態を加え,単一素子で透明から鏡,黒,赤,青の発色状態を可逆に発現可能なマルチカラーEC素子の構築に成功した。
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